梅雨戻りの晴れ間に三河迷走

何が便利ってQRコード決済は実に便利だ。一昔前のテレビのCMで、財布を忘れて出かけちゃって、でもスマホのQRコード決済を使うことができたので、全く困らなかったってのがあったけど、その時は何を負けおしみ言ってんの、財布忘れたら困るでしょうが、と思ってみてたんだが、これほどまでにスマホのQRコード決済にどっぷりつかっった生活になってしまうと、まさしくその通りですよと、思い切り相槌を打ってしまうのだ。とにかく、レジがスムーズなんで、コンビニなんか特に、ぴ!で終わりですから。これがキャッシュで払っててみなさい。茶髪ヤンキーねーちゃんちょっと美人店員「456円っす(かったるそうに)」現金客「えーっと、じゃあ。あれ、細かいのないなー、仕方がない、千円で」ヤンキー店員「1000円お預かりー(めんどくさそうに)」現金客「あ、ちょっと待って、6円ある」「はああ?」「あ、56円あるかも」「はあああ?」「あ、やっぱりなかったーあーごめん、6円だけだな」「あーじゃあ1006円っすね、預かりー」「えーっと、袋に入れて、と」「550円のおつりっすー」「ちょっと待って袋に入れてるから、あ、どうも、えっとー財布にお釣りを入れてー」と、このような経過で買い物が終了するのである。この時間、平均で約360秒、それがスマホのQRコード決済なら「456円っす」「スマホで」「かざしてくっさい」「ぴ」「まいどありー」と平均12秒で完了するのだ。これぞ忙しい現代人にピッタリではないか。現金を扱わないから衛生的で、さらにレジの金銭授受に間違いもない。よくある、釣り銭間違ってたなんてことないのである。企業もどんどんスマホ決済を導入すべきである。スマホにコンビニアプリを入れたらさらに最強なのだ。クーポン券ももらえるし、ポイントも付き言うことなし。そんな充実したスマホコンビニ生活、この前もクーポン券がもらえたから近所の某コンビニに行ってきたよ。早速、店内で物色して、色々余計なものも買っちゃったけど、お菓子やめたとか言ってたのに、お菓子買っちゃったけど、まあいいじゃん。たまにはこういう日もないとね。で、レジにレッツゴー、先客が現金でモタモタやってたので、ちっ、早くしろや、今度になんで現金で払ってんの? バカなの? などと上から目線で見てたら、ようやく済んで、行列になっちまったじゃん、などと思いつつ、でもスマホ決済だから早いもんねーふふーん、などと思いつつ、レジでJANコード読みこまして「ホニャララ円です」「スマホで」「はい」「あ、クーポン券あるよ」「はい」「えーっと、クーポン券は、あっと、これだこれ」「はい」ぴ「あ、こっちもクーポン券あるよ、ちょっと待って」「はい」「これだ、これ」ぴ「あー、これはちょっと、ダブって使えないクーポン券ですね」「あ、そうなんだ」「もう一度やり直しますね、別々で計算すれば使えますので」「あ、なるほど」「最初からやります、えーっと、まずこちらがホニャララ円」「はいクーポン券出すね、えーっと、これか」「はいこれですね」ぴ「続いてお支払いは」「スマホで」ぴ「続いてこちらのぶんがホニャララ円です」「これのクーポン券が、えーっと、これか」「そうですね、ここ、クリックしてください」「クリック」「はい、読みます」ぴ「で、スマホ決済ですね」「はい」ぴ「はいありがとうございました」これでようやく終わった。なんかすげー時間かかっちゃったんだけど、なんだだろう。行列が全然経てなくて、後ろから他のお客に白い目で見られてしまった気がするけど、単なる自意識過剰だということにしておこう。でも、逃げよう。で、そそくさと逃げた。うーむ、クーポン券に依存しすぎると、スマホ決済の利点が全て台無しになるのだな。これは改善の余地がある問題だ、うむ。ということで、ツーリングに行くことにした。

さて、梅雨明け宣言後に梅雨になって、毎度のことだけどさ、しかし、気象庁のこの梅雨明け宣言って必要なのか? で、そのつゆ戻りもようやく終わる兆しが見えてきた今日この頃、この週末は、直前まで雨予報だったのに、急変して晴れとなった。晴れとなったのに、乗らないわけないわな。しかし、昨今のゲリラ雷雨攻撃を避けるために、気象庁の分布予報と、天気jpと、ウエザーニュースの1時間ごとの天気予報を見て、行き先は愛知県内がいい、そして涼しいのは茶臼山だ。茶臼山に行くことにした。そうと決まったら、まっちゃん特製ワンダフルハムマヨネーズトーストと、和風ベジタブルスーププリチック風を食ったら、洗濯して掃除して風呂入って布団畳んでストレッチやって、それから出撃準備をすると、実家の新型ガレージに移動する。本日の出撃機はCBR600RR/ABSジョン・カーター号である。引っ張り出してエンジン一発始動! 吠える(編集部注;以下同文ですので略させていただきます)なんで、だからなんでよ、ここがいいところじゃん。(編集部注;読みたい方は、いないとは思いますが、以前のレポ読んでください毎回同じですので)

まずはガソリンだ。いつものコスモ石油に向かった。コスモ石油に着いたら(編集部注;以下同文ですので略させていただきます)ハイオク割引後価格163円だった。高いなーもうちょっと安くならんかなー。満タンになったので出撃する。

茶臼山へのルートは色々あるが、よく走るのは瀬戸から土岐瑞浪の国道363号線で明智岩村経由で稲武に至るルートだ。これが一番走りやすいんじゃないかと思うんだが、しかし、今日は出発時間が遅れたからか、瀬戸の工業団地地帯の出勤時間にぶつかって、意外に渋滞して時間食った。ここらの会社は土曜日にも仕事してるのか。よく働くなあ勤勉日本人の鏡のような。

それから国道363号線のうねうね山道でヒルクライムロードバイクが走りまくってる上りを走って、意外に交通量が多くてあまりペースが上がらなかったけど、それでも天気もよく風が涼しいので気持ちいいのだった。途中のたまご喫茶はバイクが集結してた。順調に走って稲武までやってきた。稲武の道の駅で休憩にした。

道の駅は改装が終わって商売繁盛してるようだった。バイクは満員御礼で、いつもの場所が停められず、別のところに誘導されて、そこに止めた。どんな改装がされたのかと思いきや、どこがどう変わったのか全然わからなかった。ひとまわり見て、結局、バイクに戻ってきた。とりあえず水分補給しようと思って、近くにあるセブンイレブンに移動した。

セブンイレブンはバイクの聖地の隣にあるから、バイク専用の駐輪スペースがあった。そこに止めて、店に入ったら、素晴らしいことに常温のミネラルウォーターが山積みされてた。それを一本買ってバイクに戻ってゴクゴク飲んだ。冷えてると550ml飲むのはきついけど、常温だとゴクゴク飲めるな。飲んだら茶臼山に向かった。

ウネウネ山道を登って茶臼山の入り口まで来た。急激に天候が変化して、雲がモワモワ湧いてきて、今にも雨が降ってきそうで、風がビュンビュン吹いてきて、それより何より、やっぱり茶臼山は寒いぜ。めっちゃ寒い。そんな寒いのに、林間学校なのか体操服の生徒がいっぱい元気に歩いてた。やっぱり若さって素晴らしいな。

茶臼山を回避して、そのまま設楽に向かって山を降りていく。とりあえず、香嵐渓に向かうことにしよう。がしかし、三河の山道は迷路なのだよ。何度も経験してるが、曲がるところを間違えると、とんでもないところまで行っちゃうんだよな。気をつけんといかんので、ここはやはり迷った時のGoogleマップ先生なのである。途中で止まってスマホを見て、脳内ナビにインプットしてから走り出した。

それでも道がよくわからなくなって、いくらGoogle先生が優秀でも、脳内ナビがアホだから、曲がるところわからへん。山を降りる途中に、杉並木の合間に太陽光が差して、その中を下る山道がこの世のものとは思えないほど幻想的で、それで脳内ナビがおかしくなったのだと思う。しばらく走ったら、設楽の街に出たので、休憩ポジションがあったのでそこに止まった。そこには設楽の案内図があったので、現在地を確認したら、なんと、間違ってなかったですよ。素晴らしいですよ。こんなアテにならん脳内ナビでここまでちゃんと来たのだな。この先は足助に向かって走ればいいのだな。よし行こうか。

国道257号線に出て、順調に走っていく。うねうね山道を快調に走っていく。天気も良く涼しいので気持ちいのであった。あれこれってさっきも書いたよな。とにかく、風があるので空気が乾燥してるのか、山の峰が透き通って見えるのだ。素晴らしいよ。

そろそろ腹が減ってきたので何か食いたい。食いもんが美味しい店がないかと思って走っていたら、前方に巨大な道の駅が現れた。あれ、こんなところに道の駅があったっけ? 最近できたみたいだな。バイク専用駐輪スペースもあり、そこにはすでに何台もバイクが止まってた。同じようにそこに止めたら、道の駅の建物に歩いていく。ここは郷土資料館も併設されている。その関係で古い列車が展示してあった、いきなりテンションアゲアゲですよ。古い列車じゃん。たまらんぜ。

見に行った。蒸気機関車もいいけど、こういうのもいいよね。昭和初期に運行を始めて高度経済成長時代に廃線になっちゃったらしい。元々森林鉄道だったんだね。林業が斜陽産業になっちゃってダメみたい。これが時代の流れか。車両は保存状態も良く、中には当時の駅の備品なども展示されていた。切符の販売機がカッコよかったよ。

建物の方に移動して、食堂があったので、ここで何か食わんと食いのがすことになると思うので、ここで食うことにした。やはり考えることは皆同じなので、観光客風の方々は、全員、食堂の発券機に行列を作った。で、先頭にいるババアが、どれにしようどれにするのと家族でやってるんだけどさ、アンタ、ホッケーチームでも連れてきたんか何人分買ってるんだよと言いたくなるくらい時間かかってた。こういうところでは、決まってから発券機にならんでください。大人のマナーですよ。まあ、こういうところで旅の玄人と素人の違いがわかるのさ。メニューは発券機の上段にあるのがオススメなのさ。ここのオススメはチキンカレーだ。よし決めた。速攻で買ったら、テーブルで待つ。オススメなので出来上がりも早い。カウンターに取りに行ったら、店員さんが「スプーンはそちらにありますからね」と教えてくれた。スプーンをとって席に戻った。デラいい匂いじゃん。道の駅の食堂ってバカにできんぞ。ガチでマジなカレーじゃん。食ったらめちゃくちゃ美味いじゃん辛いじゃんデラ辛いじゃんスパイシーカレーだもん当たり前だのセサミハイチだよ。古いわ。あっという間に食っちゃったよ。満足です。

道の駅を後にしたら、国道420号線を香嵐渓までかっ飛ばして行く。三河の山ん中はおいしいワインディングがたっぷりなので、走る走る走って気分になるからいいね。ぬかかぬかか。かっ飛びで香嵐渓までやってきた。

香嵐渓のセブンイレブンで休憩する。コーヒーと新製品の濃いめの塩バニラパンを買って食った。隣に止まってたCD125ベンリーのライダーと色々話した。それまでの経済学の与件としてあつかわれてきたさまざまな制度を、ゲーム理論を用いて内生的に説明し、分析するアプローチすなわち、比較制度分析では、制度は個々の企業や個人、場合によっては政府がプレイするゲームの均衡と捉えられることについて意見を交換した。その結果、やっぱりCD125は20年位用前のバイクだからオーバーホールが必要かもねーということになった。CBR600RRが12年経過してると言ったらビックリしてた。すげーきれいですねーと誉めていただいた。某キャンプブロガーを見習って毎日磨いてる甲斐があったですよ。

香嵐渓からは一気に走って帰ってきた。帰ってきてからフクピカで磨いた。

本日の出費

ミネラルウォーター 94円

カレー 850円

コーヒーとパン 230円

本日のCBR600RRの走行距離 197キロくらいかな

累計のCBR600RRの走行距離 32390キロくらいかな

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