ニューギアで雲天の名古屋周遊
ブックオフに行ってきたんだよ。この時期は、年末年始に大量に持ち込まれた本があって、掘り出し物やいいものが店頭に並ぶらしい。確かに、ウチの年末の大掃除の時もそこそこの量を持ち込んだっけ。ここ何年か、年末の大掃除をサボってたから、じゃなくて、不可抗力でできなかったからね。胃腸風邪で寝込んでたとか、インフルエンザで寝込んでたとか、ただ単ににやる気がしなかったとか、まあ、その、のっぴきらない理由があったから、やれなかったんだ。しかし、流石にもうヤバイだろ、今年はやらんとヤバイだろ、という事になって、やりました。その結果、そこそこの量の書物などが出てしまいまして、ブックオフに持ち込んだんだ。捨てるよりマシだろ、廃品回収に出すよにマシだろ、そもそも廃品回収なんぞ、次はいつかわからんし、こんな時にはブックオフ、頼りになるね。と持ち込んだら、考えることは世間一般皆同じで、買取受付には山のように積み上げられた書籍など、所狭しと積み上げられた音楽CDやDVDなど、店員さんが死んだ目で「買取っすかー」と応対してるんだけど、どう考えても心の中では(チッ、また持ってきやがったこのオッサン、クソがもう持ってくんなよ、ここはゴミ捨て場じゃねーんだぞ、売り物にもならねーもんばっかり持ってきやがって)と思ってそうなオーラがバンバンに出てたもんで、申しわけなくて、「明日でもいいですからお願いします」と逃げてきた。で次の日に行ったら、想定通りの買取価格で、具体的に言うと帰りにセブンで缶コーヒーくらい買える程度だね。もちろん、こっちはお金に変えようなんて思ってないからいいけど。そんなことを思い出しつつ、ブックオフに行ってきたんだよ。そしたらさ、なんか見覚えのある本が並んでてさ、これウチが買取してもらった本じゃん。最安価格で買取してくれた本が、結構な一人前のお値段で店頭に並んでいるじゃあーりませんか。さすがに値段がつかないと言われたのは並んでなかったけどさ。いやー、こんな値段で並べて売れるんだから、ブックオフさん、笑いが止まりませんなあ。急成長したのもわかりますなあ。最近ではビジネスモデルとしてはそろそろ限界がきてるなんて言われてるけど、この買取価格でこの販売価格、やり方によってはまだまだ十分いけるね。ビックリしたよ。この内状をウワサでは聞いてたけど、自分の持ち込んだ本がそういう事になっていて、改めてそう思うね。それで、肝心の掘り出し物いいものだけど、リッチーブラックモア人物伝記があったので買った。高かったけど、こんなの見逃したら二度とと手に入らないかも知れないから買ったよ。これだからブックオフはやめられない。よし、掘り出し物が手に入ったから、ツーリングに行こう。という事で、ツーリングに行く事にした。
実はCBR600RRが10年を迎えたんだよ。納車が2010年2月13日に納車されて、まる10年経過した。本サイトでは再三申し上げている通り、sunshinebreaktheough軍団は任期が10年である。という事で、このHONDA最強マシーンCBR600RRも任期満了なのである。なのであるが、ジェイソン・ステイサム風にいうと「何事にも初めてということはある」って話で、例えば、任期満了で車両入替をするとして、何にするのかね? という問題だ。もちろん、今のHONDA最強マシーンCBR1000RRを選択することもできる。2,117,500円だけどな。追金がいくらになるかわからんが、欲しいといえば、まっちゃんはなんとかしてくれるだろう。しかし、お前の本心はどうなんだ、と言われると、どうもなー、やっぱりCBR600RRを売っ払ってまで欲しいわけではないのだよ。CBR600RRがどんな経緯でウチに来たか、(ここ参照)それを考えると、やっぱり手放す気にならんのだよ。という事で、軍団としては初の任期満了は無期限延期とする。満場一致で決定しました。今後もHONDA最強マシーンCBR600RRをよろしくお願いします。
さて、この週末だが、週間天気予報では連日雨予報だったのが、土壇場で土曜日の晴れ時々曇りになってた。これは行くっきゃない。なんせ、任期満了無期限延期記念の新ヘルメットも手に入れた事だし、このニューギアでブイブイ言わしたるぜ。ちなみに、買ったのは、前と同じの昭栄Z-7ルミナスホワイト。Z-8が出る出ると言われて、いつになっても出ないので諦めました。買った途端に出たらショックだけどな。新型ヘルメット予想サイトでは、まだまだ出ることはないと断言されてたから、それはないだろう。
そんなわけで、新メルメットをセットしなければならん。箱から出して、クリアシールドを取り外し、ピンロックをスモークシールドに嵌め込む。これが難しいけどなんとかできた。そのスモークシールドをヘルメット本体に取り付ける。
これで準備完了だぜ。後はまっちゃん特製ナチュラルチーズハムトーストアルハンブラ風を食ったら、あれこれやらなかんことをやって、最高気温予想がこの時期にしてはは高めとはいえ、走れば寒くなるので防寒装備をしっかりして、実家新型カレージに行くと、最強CBR600RR/ABSを引っ張り出す。エンジン一発始動で目覚めるHONDA正統のインラインフォア、吠えるエクゾースト、よっしゃ、出撃だぜ。新しいヘルメットをかぶった。うおーっ、なんちゅうフィット感、ピッタリ感、やっぱ新しいヘルメットのホールド感は全然違うぜ。古いのはガバガバだったんだな。5年も使ったからヘタってるんだね。マジでサイズ違うんじゃね? Mサイズなんじゃね? と思って見直したけど、やっぱりLサイズだった。
ホールド感しっかりの新しいヘルメットで気も引き締まるぜ。走り出したらハイテンションになってきたぜ。よっしゃ、まずはガソリンだぜ。コスモ石油に行くぜ。コスモ石油に着いたぜ。ガソリンはハイオクを入れるぜ。ガンガンだぜ。メール会員割引コードを入力し、コスモカードを挿入し、スマホコードを読ませ、もう一回スマホコードを読ませて、そしてようやくハイオク満タン指定、これで給油を開始できる。毎回これやってるんだけど、もっと簡単にできないもんですかね。それからさ、給油中のビデオ上映だけど、余計な宣伝入れるもんで、肝心な桜井日奈子ちゃんが始まった頃に給油完了しちゃもんでじっくり見れん。なんとかしろ。などと紆余曲折、給油完了した。125キロ走って6リットル弱。ちなみにハイオクの価格は142円でした。
コスモ石油を出たら19号線を名古屋方面にブッチ切りで走って行く。しかし、いろいろやってたもんで、出発時間が遅くなっちゃったから、市街地に入ったら交通量が多いもんで、なかなか思うように進めない。しかも、天気予報は晴れとか言ってたのに、全然晴れてないじゃんかよ。曇りじゃんかよ。完璧に空一面雲が覆い尽くす曇りじゃんかよ。雨が降りそうな雲ではないから、その辺りはいいんだけど、ライダーにとっては青空ってのは、何よりもよく効くビタミンなんで、なんとか晴れてきて欲しいんだけどな。
たらたら走る車の群れを縫うように走ってなんとか名古屋市内に入った。車線が一気に広がって、流れがよくなってきたので、このチャンスにトップに躍り出てやるぜ! と、その時だ、後ろから脱兎の如く、轟音と共に左脇を駆け抜けて行く白い車が! アウディのTT-RSだった! こいつ、やる気か? この最強HONDAマシーンに挑むとはいい度胸だぜ! 次の信号までの100メートルでケリをつけてやる。こっちもアクセル全開、跳ね上がるタコメーター、目まぐるしく表示を変化させるデジタルスピードメーター、マシンと一体となって白アウディTT-RSを追いかける。しかし、白アウディTT-RSはさらに加速して、こっちはピー(自主規制)キロ出てるのに追いつくどころかどんどん離れていく。あかん、これはあかんやつだ。あいつ絶対やってる。クスリやってる。まきはらか、さわじりか、ハイになっちゃってる。別世界に行っちゃってるよーやばいよーこわいよー。もう相手にするのやめ。オレはまともな世界に帰るぜ。
こうしてまともな世界に帰ったので、交差点を曲がって最初の目的地にやってきた。最初の目的地は、1年ぶりの訪問になる、QOLコーヒー店である。ここは、前回行った時に、素晴らしいハイクオリティなコーヒーを飲めたので、また来ようと思ってたんだけど、なかなか来れなくてさ、だって開店が9時からなんだよ、9時に名古屋中区って、なんと中途半端な時間だよ、もっと早くから営業してくんないかな、平日は7時からなんだから、せめて土曜くらいは同じ7時に開店してくれよ。もっとも、メインユーザーは平日のサラリーマンなんだからね。仕方ないか。で、今日は開店の9時に合わせて出てきたもんで、ちょうどいい時間に着いた。決していろいろもたついてたからちょうどいい時間になったわけではないよ。
9時5分に着いたのにまだ開店していなかった。仕方がないので店の前にバイクを止めて待ってたら、忙しそうに2階に行き来してた女の子店員さんが、店の前で仁王立ちしてるヘンタイライダー、じゃなかったちょい悪オヤジ風アダルトライダーに気がついて、慌てて扉を開けると「すいません、お待たせしました」と店内に招き入れてくれた。カウンターで注文する。ここは席に注文して席に着くのさ。注文レジにも女の子店員さんがいた。常連っぽく「今日のコーヒーとモーニング、ピーナッツバターで」とかっこよく頼んだ。決まったぜ。お嬢さん、オレに惚れるなよ。ふっ。とカッコつけてたらスタンプラリーをもらうの忘れるところだった。やばいやばい。スタンプももらったので、安心してカウンターの席で待った。お客が次々にやってきて、女の子2人組やらビジネス出張風のキャリアウーマン、同じく出張中のビジネスマンなど、そして年配の女性がやってきた。女の子店員さんが「大家さんいらっしゃいませ」と慇懃に言ってたので、このビルのオーナーさんなのかな。「今日はマスターがいないから2人でやってます」などと話してた。2階席が良いのでそっちに行こうと思ったら、すでにさっきの2人組女の子が占領してた、しまった。先を越された。うーむ、あの女たちやるなー。次は負けんぞ。とかなんとかやってたら、コーヒーがきた。
ビーカーみたいなグラスに入ったコーヒーとお猪口みたいな陶器のコップとモーニングトースト。コーヒーは実にタイムリーに中国産の豆だってさ。飲んだらスッキリフルーティでおいしい。トーストは言わずもがな。ピーナツバターうまい。やはりここのお勧めはピーナツバター。食いながら、この後の計画を考える。当初の予定では、知多半島に行くはずだったが、この天気では海岸沿いに行っても運転では気が滅入る。どうしようかと思いつつ、スマホをいじてたら、某サイトで有松に行ってきたと写真が載ってた。有松か、なかなか良いんじゃないか。よし計画変更、行き先は有松だ。ルートを調べて、東片端の交差点をなんかすれば国道1号線に入るから、そのまま走っていけば良いはずだ。よし出発。
QOLコーヒー店を出て、名古屋市内を南下して行く。街中は流れも悪く、たらたら走りで行くしかないのであったが、このルート、鶴舞公園の変則交差点を抜けてどんどん進むと、初体験ルートとなって、なかなか新鮮な道で楽しめた。途中、レーシングワールドの名古屋店があった。守山店は閉鎖されちゃったけど、ここはダイジョーブなのかな。守山店はライコランドが出来ちゃてからガタガタになってたからなー。
順調に、それなりの走りで国道1号線を進み、見覚えのある東海自動車学校を超えて、大高緑地を超えて、環状302号線を越えて、有松まで来た。古い町並みの方に向かう。なんかよくわからんかったけど、イオンタウン大高をグルグル回っていたらたどり着いた。
昔、パン屋巡りをしてた頃来たダーシェンカがまだあった。有松染めのお店がいくつもあった。昔ながらの蔵やら、なめこ壁の建物やら、いかにも昔の街並みだった。作った感じがないのが良いね。観光地なんかによくあるじゃん、いかにもウケが良さそうなのを作りました古い町並み、で、その実はお土産やばっかり。いや別の某城の横丁の悪口を言ってるわけではないぞ。行ったことないぞ。行ったと言ったを引っ掛けてます。
腹が減ってきたので昼飯にしよう。今日はPayPay40%戻りのお店で食おうと思う。で、国道1号線に対象店舗があったもんでそこに入った。そこで焼肉定食を注文した。あんまりお客がいないんで、どうかなーと思ったんだけど、悪い予感が当たっちまったよ。出てきたのを食ったら、野菜はパサパサ、肉は焼きすぎでカタイしコゲあり、油ギトギト、マジで食わないで出ようかと思ったよ。しかし、食べ残しできないのは、今はなきテラ飯クラブのお館様の御金言「出されたものは残さず食べよ」があったからな。
胃がもたれる。うー、バイクに戻って出発した。来た道を戻って、どんどん戻ってタラタラ走りなんで、フラストレーションが溜まってきた。天気も一向に晴れてきそうにないし、雲天が延々と続く空に、ますますフラストレーションが溜まってきた。このまま来た道を戻っても、タラタラ走りから抜け出せそうにないので、これはルートを変える必要があると判断。名古屋市街地を回避し、ぐるりと大きく回っていけば良いのではないか。そう思って途中から東海通に入って、しばらく走って、かなり流れが良くなってきたので、この作戦はいいぞ、と思いながら環状線の方に行って、どんどんなんも考えずに、流れが良くなってきたので、流れに任せて走って行ったら、金城埠頭まできてしまった。この先海立ち入り禁止とでかい看板があって、警備の人が立ってるところにきたので、Uターンして、名古屋港の企業向け運搬路を快走しまくって、ブイブイ言わせたった。走りまくってフラストレーションも解放したところで、そろそろ帰るとするか。
名古屋まで名古屋高速4号線の高架下を走って、名古屋駅に前を抜けて途中で国道41号線に乗り換えて、そのまま小牧を経由して、小牧で口直しのパフェ食って帰ってきた。
本日の出費
モーニング 600円
焼肉定食 598円(税抜)
お茶 118円
パフェ 390円(税抜)
本日のCBR600RRの走行距離 110キロくらい
累計のCBR600RRの走行距離 27490キロくらい
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